2009/6/5(金) - 6/16(火) 12:00-19:30 会期中無休 入場無料
アート、工芸、ファッションなど、あらゆるジャンルの垣根を越え、日本の伝統に進化を加えた作品を生み出すアーティスト高橋理子。彼女の表現に見られる円と直線のみで構成された図柄は、最小限の要素で可能性を追求する挑戦であると同時に、シンプルで無駄のない生活を楽しく生きるということのメタファー。何でも手に入り、多くのことが許容される時代のなかで、日常の小さなことに喜びを見いだすことができるようにというメッセージが込められています。そして、表現形態のひとつである着物は、そのグラフィカルな円と直線の図柄により、見るものに衝撃を与えると同時に、新しい和の概念の誕生を予感させます。「ただ見た目だけを主張する美しい着物を作りたいのではなく、一貫した精神性のもとで進化してきた着物に凝縮された、あらゆるものごとを伝えるために作品を生み出しているのです。」と言う高橋理子。本展では、新作着物を使用した写真作品と共に、円と直線、白と黒のみで展開されたこれまでの着物も展示のほか、ROCKET限定のグッズも販売予定です。

高橋理子(たかはしひろこ)/アーティスト
東京藝術大学で染織を学び、同大学大学院修士課程修了後、アパレル企業にてデザイナーとして勤務。その後、同大学大学院博士過程に入学。2005年フランス外務省AFAAの招きにより、PARIS CITE INTERNATIONALE DES ARTSにて活動。帰国後、2006年に株式会社ヒロコレッジを設立。2008年3月、同大学大学院博士過程を修了。博士号(美術)を取得。様々な活動の一環として、プロダクトブランドHIROCOLEDGEを立ち上げ、ディレクターを務めるなど、多岐にわたる表現形態をとっている。また、2007ミス・ユニバース森理世のナショナルコスチュームを担当。同年8月には、21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン内)にて開催されたサマープログラム「落狂楽笑 LUCKY LUCK SHOW」に参加し、柳家花緑師匠の衣裳を手がける。伊勢丹リビングや福助足袋とのコラボレーションなど、幅広い活動に注目が集まっている。
http://www.takahashihiroko.com/